平成23年度1月作成(毎月1個更新目標!!)
○御札の祀り方
大立寺では、お正月に各檀信徒のお家にご挨拶に伺います。
今回は、その際にお渡しする御札と暦について簡単な説明をしていきます。
■御札(おふだ)
御札は、「大きな御札」と中に挟まれている「三宝荒神様の御札」の2つで1つになっています。
○大きな御札
今年一年のご家族の年中安泰、家内安全を願う御守りです。お渡しする前に本堂で、「三宝荒神様の御札」と併せて御祈祷のお経をあげさせて頂いております。
日々、仏様や神様に感謝するために、毎日、目にするところにお祀りして下さい。玄関またはお仏壇にお祀りすることをお勧めします。玄関にお祀りする際は、下の図のように、のりやセロテープなどで固定して下さって構いません。お仏壇にお祀りする際は、他のお軸などの邪魔にならないようにお仏壇の中の見える所に置いて下さい。
○三宝荒神様の御札(細長い紙の御札)
火伏せの神様と呼ばれ台所の神様です。火元の安全を心がけるように台所のいつも目にする所に貼り付けておいて下さい。風で揺れ動いたりすると危ないですので、大きな御札と同じように、のりやセロテープで上下をしっかり固定して下さい。
なお、元々、三宝荒神様は三宝(仏教において大切にすべき3つの宝物、仏法僧)を守護する神様ですので、大きな御札に挟んだまま、玄関やお仏壇にお祀りして頂いても構いません。
○御札の処分の仕方
御札はその年その年の年神様にお守りして下さるようにと拝んでおります。ですから有効期間は1年と考えて頂ければ分かりやすいと思います。そのため、毎年お正月にお渡し致します。昨年の御札は、近所の寺院や神社で御焚き上げされても構いませんが、大立寺でも御焚き上げをしておりますのでご希望の方はお申し出下さい。くれぐれもそのままゴミ箱に捨てるというようなことはしないで下さい。
※御焚き上げ…1年間の御守護に感謝を告げるお経をあげながら燃やすことです。大立寺では毎年2月3日に行っておりますので、御焚き上げする御札等がありましたら、それまでにお寺にお持ち下さい。
■暦(こよみ)
九星を用いたその年の運勢や方角による吉凶、二十八宿を用いた各日の吉凶等が細かく掲載されています。お仏壇やお墓の新調、開業や家の新築移転など様々なことを行う際の良い日悪い日を調べるのに主に用います。
また、裏面には、大立寺の年中行事の日程が書かれています。内容は、このホームページの「年間行事案内」と同じです。
後ろから2ページ目には、その年度の年回表が書かれています。一周忌や三回忌といった年回が、その年度では何年に亡くなられた方が該当するかが書かれています。例えば、平成23年度では、七回忌をお勤めされるのは、平成17年に亡くなられた方という具合です。
※参考にさせていただいた本です。
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○日蓮宗について
○お坊さんの呼び方
○お線香のあげ方
○お数珠について①
○お数珠について②
○お数珠について③
○御札の祀り方
○金封(のし袋)について
○「祈り」について
○花の供養について
○お灯明について
○お経本のご紹介
○大立寺のお盆①
○大立寺のお盆②
○「お膳」について
○塔婆について
○木魚と木鉦
○お仏壇について①
○お仏壇について②
○お墓について①
○お墓について②
○布施について
○お経とは
○インド仏跡参拝紀行文(1)
○インド仏跡参拝紀行文(2)
○インド仏跡参拝紀行文(3)
○インド仏跡参拝紀行文(4)
○インド仏跡参拝紀行文(5)
○インド仏跡参拝紀行文(6)
○インド仏跡参拝紀行文(7)
○インド仏跡参拝紀行文(8)
○インド仏跡参拝紀行文(9)
○インド仏跡参拝の旅
まとめ動画
○東日本大震災第三回忌に臨んで(前編)
○東日本大震災第三回忌に臨んで(後編)
長唱山大立寺(だいりゅうじ)
〒607-8008 京都市山科区安朱東海道町56 詳しくはこちら